トラック用語集
これから運送業界に入ろうと考えている方のために役立つ、トラック業界特有の用語を解説しています。
あ
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あおり
トラックの荷台の囲いのことです。通常は左右の側面と後方の3箇所に設置されており、後方だけが開閉する一方開タイプと、左右の側面も開閉する三方開タイプとがあります。あおりによって荷役性が良くなったり、落下物の防止、見た目の向上したりなど、いくつかのメリットが得られます。
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安全性優良事業所認定制度(あんぜんせいゆうりょうじぎょうしょにんていせいど)
輸送の安全性確保のために、特に積極的に取り組んだ事業所を認定する制度です。対象事業所には、ステッカーが贈られます。またトラック協会によって公表されるので、トラック業界の安全への意識を高める制度と言われています。また荷主からの信頼が得られ、ひいては受賞企業の売り上げアップにもつながります。
い
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井桁積み(いげたつみ)
木材などを積載する際に使用される積載方法です。「井」の字の形になるように、木材などの長細い荷物を組んでいきます。全て同じ方向に積載するのに比べて、安定性が向上します。
う
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運行管理社(うんこうかんりしゃ)
運行管理者試験(国家資格)に合格した者で、安全輸送責任者として自動車運送事業者の選任を受ける必要があります。「運管」と呼ばれたりもします。乗務スケジュールの作成や休憩・仮眠のための施設保守と管理、ドライバー指導・監督、ドライバーの健康管理など、安全な運行で業務を行うために各方面の整備を行います。
え
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エサフォーム
荷物の保護を目的として、荷物と共に積載される梱包資材で、発泡ポリエチレンで出来ています。緩衝材として使用される他、簡易な保冷や断熱を目的としても使用されています。軽い材質でできており、よく似た発泡スチロールと比較すると、柔軟で曲げやすいものであり、荷物の形状を問いません。
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絵符(えふ)
送り先の会社名や氏名、住所などを記した送り状とは別に、物流に関しての情報を記したものを総称して絵符と言います。例えば、天地無用などの取り扱いに関する注意事項や、バーコードなども含まれます。
お
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追っかけ
鮮度を守らなければならない生鮮食品の運送のことです。早朝や深夜に運送することが多く、スピードも求められるので、ドライバーの負担も大きくなります。トラックドライバーの中では、最も時間に追われる仕事と言われています。語源は諸説ありますが、出荷先が決まった荷物をトラックが次々と運び出していく様子が、まるで前のトラックを追っかけているように見えることから、追っかけというようになったと言われています。
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親伝(おやでん)
配送先住所などの情報や送り主の情報を記入して、荷物に貼る送り状のことを親伝と言います。親伝は荷物を受取人の元へ届けるのに必要です。同一の受取人宛の荷物が複数個ある場合は親伝を1枚書いて、他の荷物には親伝と紐づいているシールなどを貼るやり方もあり、その場合のシールのことを子伝と呼んだりもします。
か
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海コン(かいこん)
海上コンテナの略です。トラックドライバーの中でも特殊なイメージの海コンドライバーですが、貿易国の日本にはなくてはならない存在です。また海コンドライバーは、荷物の手積みや手下ろしがないため、運転がほとんどの?仕事となります。そのため、比較的ドライバーの負担も少ないと言われています。
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カゴ車(カゴシャ)
倉庫内での運搬に使用する台車のことで、外周の柵が上から見るとコの字型をしており、使用しない時はL字型に畳めます。柵のない一方向から荷物を積み込んで、足元にはキャスターがついているので、押したり引っ張ったりして移動させられます。
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カプラー
トレーラーの運転席部分と荷台部分を連結する装置のうち、運転席部分側の装置のことをカプラーといいます。逆に荷台側の装置をキングピンと言いますが、カプラーとキングピンを連結させることでトレーラーを牽引し、運送可能となります。
き
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帰庫遅延(きこちえん)
予定していた事業所へ帰る時間に遅れることを言います。自動車運送業に従事するドライバーは過労運転防止のために、国土交通省の定める基準内でしか運転ができません。予定時間通りに帰庫できないと、この基準を破ることに繋がり、事業所が違反行為をしたとみなされる場合もあります。
く
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口割れ(くちわれ)
同一の送り主で複数個の荷物がある場合、一つの荷物だけに伝票を貼り、残りの荷物には子伝といって、シールだけを貼る送り方があります。この時になんらかのミスで一部不足することを口割れといいます。一つ不足することを一個口割れというような感じで表現します。
け
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計画配車(けいかくはいしゃ)
事前に配送先や荷物の個数などがわかっている場合に、あらかじめ配送計画を立てて、それに対応した配車をすることです。最近は配車計画をコンピューターで行うなど、効率化が図られています。
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結束(けっそく)
ドライバー用語で結束とは、複数の荷物を荷崩れが起きないように、ヒモやロープなどで縛ることを言います。荷崩れ防止に有効ですが、走行途中に荷崩れを起こすと車体がバランスを崩して重大な事故へ繋がりかねないので、確実に実施しなければなりません。
こ
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混載便(こんさいびん)
例えば宅配便などは混載便になります。混載とは複数の荷主の荷物を同一のトラックで運送することをいいます。運送会社と荷主の双方がコストを削減できます。
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小口配送(こぐちはいそう)
複数の届け先に少量の荷物を届けて回ることを言います。有名な小口配送をする業者といえば佐川急便やヤマト運輸の宅配便があります。近年は必要なものを必要な時に購入する傾向が強く、小口配送が増えています。
さ
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サイドフォークリフト
倉庫内等で荷物の運搬に使用するフォークリフトの一種です。通常のフォークリフトは、パレットなどに差し込む爪が運転者の正面についていますが、サイドフォークリフトの場合は、運転者の側面についています。木材やパイプなど、寸法の長い物の荷役作業に用いられます。
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サイドバンパー・サイドガード
トラックの荷台の前輪と後輪のスペースに設置された棒状の装置のことで、巻き込み防止の役割を担っています。左折等でもし人やバイクを巻き込んでしまっても、車体の下に潜り込むことを防ぐことによって、被害を最小限に留めます。
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先入先だし(さきいれさきだし)
先に保管を始めた荷物から順番に出荷するやり方です。これは商品などが長期保管になって劣化するのを防げます。他にも製品の製造年月日を基準にして、古いものから順番に出荷するやり方もありますが、同じ先入先出という呼び方をします。
し
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直積み(じかづみ)
パレットの上やコンテナに入れて荷物を保管するのが通常ですが、コンテナに入らなかったり、パレットでは不安定になったり、などの理由で、倉庫の床に直接積み上げることを直積みといいます。パレットに積むことによって、フォークリフトが利用できるようになり、荷物の移動が効率的に行えますが、直積みの場合は手作業になります。
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儒損事故(じゅそんじこ)
荷崩れなどで崩れ落ちた荷物が、他の荷物を巻き込んで破損することがありますが、儒損事故の場合は、荷物からこぼれ落ちた液体等によって他の荷物に匂いが移ったり濡れたりすることを言います。
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商物分離(しょうぶつぶんり)
例えば、卸売業者が顧客から注文を受けた時に、在庫を持たずにメーカーから直接顧客のもとへ商品を送ること。所有権の移転(商的物流)と商品の移動(物的物流)の二つに分離された流れのことを言います。また、情報インフラが発達したことにより、運搬、保管、包装などの技術革新や配送センターや倉庫での作業アップがあります。社会的経済的な部分でも、都市の過密化の軽減、交通渋滞の軽減といった都市効率を上昇させる効果もあります。
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シールピッキング
ピッキングする順番にシールを発行し、そのシールにはロケーション、アイテム名称やコード、出荷先の情報などを印字しておきます。そして、そのシールを発行された順に商品に貼り付けていくピッキング方法で、ラベルピッキングとも言われます。シールを貼付することで、同時に検品を行うことも可能です。
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社内物流費(しゃないぶつりゅうひ)
自社内での輸送コストのことです。自社の所有しているトラックの修繕費や維持費用などが該当します。また、自社の物流に携わる従業員の人件費や自社倉庫など利用料などもこれに当てはまります。
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車上渡し(しゃじょうわたし)
商品をトラックの貨物車上で引き渡す納品方法のことです。ドライバーは商品を配達先まで運送しますが、荷台から商品を下ろすのは受取人です。よく似た言葉に「軒下渡し」というのがありますが、これはドライバーが荷下ろしをして、受取人の玄関や倉庫の入り口まで運びます。
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静脈物流(じょうみゃくぶつりゅう)
消費し終わった製品や容器、廃棄物などの回収に伴う物流のことを指します。1990年以前の物流の対象は「調達、生産、流通、使用・消費」まででしたが、環境問題の高まりに伴って「持ち戻り、回収」までが対象になりました。
せ
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積載効率(せきさいこうりつ)
実際に積載している貨物の量の最大積載量に対する割合のことです。この割合を100%に近づけることがコストの削減につながります。ただ闇雲に詰め込めばいいというわけではなく、荷下ろし作業のことも考えた効率的で安全な積み込み方が理想です。
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全ベタ(ぜんべた)
ベタは「地べた」のベタと思われますが、運送経路の全てを一般道で行くことを全ベタと言います。これに対して、全部高速道路で行くことを「全高」といいます。
そ
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倉庫業法(そうこぎょうほう)
他者から荷物を預かって保管するには、倉庫業法に則って行わなければなりません。トランクルームのような個人から荷物を預かる場合も同様です。宅配業の配送センターは荷物を一時的に置いてあるだけなので、倉庫業法は適用されませんが、長期にわたって置いてある場合には同法が適用されます。
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総量ピッキング(そうりょうぴっきんぐ)
トータルピッキングという言い方もされています。複数の出荷先へのオーダーを取りまとめて、まずは出荷先に関係なく商品をピッキングします。その後に出荷先ごとに出荷準備を進めます。納品書ごとに納品書ごとにピッキングするのに比較して作業の効率化が図れます。
た
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たち便(たちびん)
出発地から目的地までの運送のことをたち便、帰りの便を帰り便(かえりびん)と言います。帰り便では荷物を運送しない空便ではなく、できるだけ荷物を積んで運送することでコストの削減を図ることが一般的です。
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縦持ち(たてもち)
ビルやマンションなどで上下の階に荷物を移動させることです。荷物を持ちながら上り下りするのは体力的に負担が大きく、荷物の落下や建物を荷物で傷付けないように注意が必要です。同一のフロアー内での荷物の移動を横持ちと言ったりもします。
ち
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中継料(ちゅうけいりょう)
運送先が遠方の場合にはコストを削減するために、同じ方面の荷物をまとめて運送する「混載便」が用いられます。一件分の運送料金はたしかに通常よりも安くなりますが、中継料が別途請求されることになります。混載されている他の荷物を中継地点で荷下ろししたりする人件費に充てられます。
つ
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積み止まり(つみどまり)
目的地まで荷物を運んだけれども、受取人不在で荷物を下ろせず荷台に積んだままになることを言います。運送先のスケジュールや不在傾向の把握なども重要となります。
て
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低温倉庫(ていおんそうこ)
低温倉庫はマイナス10〜20℃でも湿度を高く維持できる保管倉庫です。特に生鮮食品などの保管に用いられ、鮮度の低下を少なく保管できるメリットがあります。季節外の作物の安定供給や価格の高騰抑制などにも貢献しています。
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デポ
比較的規模の小さな倉庫や配送拠点のことをデポと呼びます。荷物の保管機能はありますが、どちらかというと中継地点としての役割が大きくなっています。
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テレコ
ドライバー同士がお互いの荷物を取り違えてしまうことを指します。「AドライバーとBドライバーがテレコってる」といった感じで使われています。
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天地無用(てんちむよう)
上にする面と下にする面が決まっている荷物のこと。逆さまにすると破損したりする可能性がある荷物の時には「天地無用」と運び手に分るように表記しておくことで、破損を防ぎます。
と
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動脈物流(どうみゃくぶつりゅう)
製品の原材料をメーカーに供給したり、完成した製品を卸業者や販売業者あるいは消費者に供給したりする流れを動脈物流と言います。1990年以前はこの物流だけでしたが、環境問題への取り組み強化とともにリサイクルへの意識が高まり、使用済み品の回収などの物流が増えたことにより、前者を動脈物流、後者を静脈物流と分けて呼ぶようになりました。
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ドライカーゴ
液体の含まれる非乾貨物以外の荷物全般のことを指します。通常の荷物のほとんどがこのドライカーゴにあたります。荷積みや運送時に特別な処理が不要で一般的な運送方法で対応が可能です。
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トラステ
トラックステーションの略。ドライバーの休憩施設で運行管理センターが設置されており、貨物自動車運送事業振興センター主体のものでは全国に35カ所あります。主に国道沿いに設置されており、駐車スペースやトイレ、仮眠、入浴、食事ができるようになっています。
に
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ニトヤ扱い(にとやあつかい)
割れ物など壊れやすい荷物を運送する際に、その荷物の破損の保証ができないことを言います。語源は「荷物の破損を問わず」の荷(ニ)と問(ト)から来ています。
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荷役(にやく)
トラックへの荷物の積み下ろしや倉庫への搬入搬出などの作業の総称、もしくはその作業をする人のことを言います。ドライバーが行うことが多いのですが、近年は機械化が図られ、人の手による作業は少しずつ減少してきています。
の
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軒下渡し(のきしたわたし)
荷物の配送先での受け渡し方法のことです。配送先の玄関や工場、倉庫の入り口までは配送人が荷物を運び、そこから先は受取人が行います。また、配送人が荷物を下ろして運ぶ必要があるので、比較的重量の軽い荷物の時に用いられる手法です。
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乗り越し(のりこし)
伝票の記入ミスで間違った営業店へ荷物が配達されてしまうことです。着店コードの書き間違えによるものがほとんどです。
は
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バラ積み(ばらづみ)
荷物をトラックに積み込む際に、パレットを使用せず一つ一つ手作業で積み込むことを言います。手作業で積み込むとより多くの荷物を積み込めますが、一方でドライバーの負担が大きくなります。
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パレチゼーション
貨物をパレットに積んだ状態で輸送機関に積み込み、輸送し、荷下ろしをすることを言います。荷役作業を大幅に短縮できるとともに、人件費やパレット購入費用の削減、輸送時間の短縮などのメリットが得られます。
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パレタイズ
運送する荷物をパレットに積み上げる作業のことを言います。逆に、パレットに積み上げられた状態で運ばれてきた荷物を、パレットから下ろす作業をデパレタイズと言います。
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ハンガー便(はんがーびん)
衣服等をハンガーに吊るしたまま運送できる車両のことを指します。物流を効率的にするだけでなく、その後の作業も大幅に省くことにつながっています。
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判取り(はんとり)
荷物の受取人に荷物を受け取った証として書伝票に署名または捺印をもらうことです。判取を済ませた伝票は一定期間大切に保管されます。
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バンニング
荷物をコンテナに詰め込む作業のことを言います。逆にコンテナから荷物を運び出す作業をデバンニングと言います。積んだ荷物に偏重がないか、総重量や容積が最大積載量の範囲内か、危険物等は含まれていないかなど入念にチェックを行います。
ひ
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平ボディ(ひらぼでぃ)
よく見かける荷台に屋根のない形状のトラックのことを指します。上部が覆われていないということは、積み方の工夫次第で、荷台のサイズを超えるようなものでも積むことが可能です。また、クレーンなどを使って開いている上部から荷物を積み込んだり下ろしたりも可能ですが、欠点として雨に弱いということが挙げられます。
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ヒルスタートアシスト
日本語では坂道発進補助装置と言います。坂道で停止した後に再発進しようとしたら、後ろに引っ張られてバックしてしまう、といった事故を防ぎます。マニュアル車の場合、停止状態から発進する際に、ブレーキから足を離して右足はアクセル、左足はクラッチの操作に移りますが、ブレーキを踏んでいない瞬間があるので、前方への動力が発生するまでは後方は下がってしまうのです。
ま
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マイナスポイント
荷物を下ろす地点のことを言います。荷物の配送が完了した時も、同じようにマイナス完了と言ったりします。逆に荷物を積み込む地点のことはプラスポイントと言いますが、積み込みが完了したことはセット完了と言います。プラスもマイナスもそうですが、元々はドライバー同士が無線でやり取りする際に使われていたのが、今も使われている呼び名となっています。
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マテハン機器(まてはんきき)
マテリアルハンドル機器の略。荷役業務や運搬などを補助する器具や機械全般を指します。フォークリフト、台車、ピッキングカート、ラック、パレット、バーコード、梱包資材…挙げたらきりがありませんが、目的は物流ヤード内作業の効率化とともに、作業員の負担軽減などがあります。
み
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水屋(みずや)
荷主と運送業者の間の仲介業者のことです。帰りの荷物がキャンセル等で無くなって、運ぶ荷物がない時などによく利用されています。仲介業者を通す分運送会社の利益は減りますが、荷物を積まないで帰ってくるよりも、コストの削減が図れます。
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ミルクラン
一台のトラックで複数の荷主をまわって集荷することを指します。巡回集荷と言ったりもします。牛乳メーカーが原料を調達するために、各牧場を巡回していたことに因んで、ミルクランと呼ばれています。
め
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メザニン
倉庫内にある中二階のことです。天井の高い倉庫では、天井付近の高い所にデッドスペースができますが、中二階を作ることでそのスペースを有効利用できます。保管量が圧倒的に増え、またコストの削減にもつながりますが、消防法や建築基準法など各種法令に注意が必要です。
よ
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宵積み(よいづみ)
翌朝一番に出荷させるために、あらかじめ前夜までに荷物を積み込んでおくことを言います。宵積みしておくことで、翌朝をゆっくり過ごしたり、他の仕事を進めたりすることが可能になります。
ら
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ラッシングベルト
荷崩れ防止のために搬送物を固定するのに用いられるベルト式の固定具のこと。バックルを使って固定させるカム式と、ラチェット機構を備えてベルトの締め込みができるラチェット式があります。ラチェット式は作動させる時の音から「ガチャ」と呼ばれることもあります。
り
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利用運送(りよううんそう)
荷物を預かり、それを他の運送業者に依頼することを言います。このような事業者は運送業者でありながらトラック等の運送機器を持たずに、下請けとなる他社の運送事業者への取次のみを生業としています。しかし、荷主から運賃を受け取っているため、配送が完了するまでの責任は下請けではなく、自ら負うことになります。このような事業者を物流業界では「水屋」と呼んでいます。
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流通加工(りゅうつうかこう)
メーカーから小売業者へ配送するまでの段階で、商品の加工の行い方を高めることを言います。運送会社や卸売業者の倉庫などで実施されることが多く、洋服のタグ付けや贈答用梱包、伝票作成などが該当します。流通段階でこの作業を集中的に行うことで全体的なコストダウンが可能です。
ろ
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路線貨物(ろせんかもつ)
1台のトラックが複数社の荷物を混載して物流拠点を乗り継ぐ輸送方式のこと。高い確実性を要する荷物にこの輸送方式は適用されません。大手の運送業者が敬遠するような中ロットあるいはサイズの大きい荷物に利用される輸送方式です。積まれた荷物の個数で一個あたりの運賃を算出するので、輸送コストの削減が図れるというメリットがあります。