最終更新日:2021-10-27
面接の際にトラック会社への逆質問について
トラック関連会社に限らず、企業の面接には最後に質問の時間が設けられることが多いですよね。これは「逆質問」と呼ばれています。
「質問はありますか?」と聞かれても、早く面接の場から逃げたくて「特にないです」と答えてしまっている方、その振る舞いは採用されるチャンスを逃してしまっているかもしれません。
今回はトラック会社が行う逆質問の意図や、どのような質問をしたら良いのかという点についてお話していきます。
【目次】
1.「最後に質問はありますか?」の意図は?
1-1.このトラック会社自体に興味があるのか確認したい
1-2.質問させてくれない場合は注意が必要
2.会社にする「逆質問」の例
2-1.「最初はどのような業務を任せられるのか」
2-2.「給与はどのくらいなのか」
2-3.「残業は平均何時間なのか」
2-4.「取引相手はどこか?荷主はどこか?」
2-5.「この会社(または仕事)の魅力は何だと思いますか?」
2-6.自分で確認した情報に関しては前置きをして質問を
3.会社には積極的に逆質問をしよう
「質問はありますか?」と聞かれても、早く面接の場から逃げたくて「特にないです」と答えてしまっている方、その振る舞いは採用されるチャンスを逃してしまっているかもしれません。
今回はトラック会社が行う逆質問の意図や、どのような質問をしたら良いのかという点についてお話していきます。
【目次】
1.「最後に質問はありますか?」の意図は?
1-1.このトラック会社自体に興味があるのか確認したい
1-2.質問させてくれない場合は注意が必要
2.会社にする「逆質問」の例
2-1.「最初はどのような業務を任せられるのか」
2-2.「給与はどのくらいなのか」
2-3.「残業は平均何時間なのか」
2-4.「取引相手はどこか?荷主はどこか?」
2-5.「この会社(または仕事)の魅力は何だと思いますか?」
2-6.自分で確認した情報に関しては前置きをして質問を
3.会社には積極的に逆質問をしよう
「最後に質問はありますか?」の意図は?
まず初めに、企業側が問いかけてくる「最後に質問はありますか?」という言葉の意図について解説します。この質問の意図がわかると、質問しないのは損だということがわかるはずです。
企業側が逆質問を求める理由は単純です。「この会社に本当に興味があるのか」ということを確認するためです。
トラック会社の面接官の立場から考えると、面接に来る人の「トラック運転手を志望している」という気持ちももちろん大切ですが、それよりも「この会社自体に興味があるのか」という事の方が気になるというのが本音です。
そのため、「質問はありません」と言われてしまうと「この人はトラック運転手がやりたいだけで、この会社である必要はないんだな」と判断されてしまいます。
それまでのあなたの面接内容が好感触でも、「質問が無かった」というだけで、同時期に応募してきたほかの人が採用されてしまうことだってあり得るのです。
トラック会社自体に興味を持っており、その会社でトラック運転手になりたいという思いを伝えるためにも、逆質問をするというのは非常に大切なことなのです。
面接の中で逆質問の時間を設けてくれない会社は、注意が必要かもしれません。
単純に時間がなかっただけの場合もありますが、「あまり突っ込んだことは聞かれたくないから質問時間は作らない」という会社もなかにはあります。
逆質問は、その会社がどんな会社なのかを知るために設けられている場です。
複数のトラック会社を受けていて、そのうちの1社に逆質問の時間が無い場合は、もし採用通知が届いたとしても、候補から外した方が良いのかもしれません。
このトラック会社自体に興味があるのか確認したい
企業側が逆質問を求める理由は単純です。「この会社に本当に興味があるのか」ということを確認するためです。
トラック会社の面接官の立場から考えると、面接に来る人の「トラック運転手を志望している」という気持ちももちろん大切ですが、それよりも「この会社自体に興味があるのか」という事の方が気になるというのが本音です。
そのため、「質問はありません」と言われてしまうと「この人はトラック運転手がやりたいだけで、この会社である必要はないんだな」と判断されてしまいます。
それまでのあなたの面接内容が好感触でも、「質問が無かった」というだけで、同時期に応募してきたほかの人が採用されてしまうことだってあり得るのです。
トラック会社自体に興味を持っており、その会社でトラック運転手になりたいという思いを伝えるためにも、逆質問をするというのは非常に大切なことなのです。
質問させてくれない場合は注意が必要
面接の中で逆質問の時間を設けてくれない会社は、注意が必要かもしれません。
単純に時間がなかっただけの場合もありますが、「あまり突っ込んだことは聞かれたくないから質問時間は作らない」という会社もなかにはあります。
逆質問は、その会社がどんな会社なのかを知るために設けられている場です。
複数のトラック会社を受けていて、そのうちの1社に逆質問の時間が無い場合は、もし採用通知が届いたとしても、候補から外した方が良いのかもしれません。
会社にする「逆質問」の例
「逆質問」は5つ程度用意しておくと良いと言われていますが、「逆質問をした方が良い」と言われても、具体的に何を質問したら良いのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、具体的にどのような内容を企業側に投げかけるべきかについて、みていきましょう。
入社したあと、「どのような業務を任せられるのか」「どんなルートを任されるのか」気になりませんか?このようなことは逆質問で、早めに聞いておくべきです。
先にだいたいの内容がわかっていたら、入社後どんな生活リズムになるかも想像できるので、前もって体内リズムも整えられますよね。
この質問は「入社後のこともしっかりと見据えている」ということのアピールにもなるので、逆質問の中で投げかけてみると良いでしょう。
【関連ページ】 トラック運転手の仕事内容について解説
お金のことってなかなか聞きづらいですよね。しかし、これは聞いておくべき点です。求人広告に記載があったとしても、改めていくらもらえるのかは聞いておいた方が良いでしょう。
入社後に「求人広告に記載されていた金額と違うな…」というような事態に陥らないように、最初からしっかり聞いておくようにしましょう。
【関連ページ】 トラック運転手の仕事時間、日勤と夜勤の違いから給料までご紹介
トラック運転手は、他の職種に比べても残業時間が少し長めです。そのトラック会社に在籍するトラック運転手の平均残業時間を聞いておくのも良いでしょう。
もちろん小型・中型トラックの運転手と大型トラックの運転手とでは残業時間も変わってくるでしょうから、自分が乗る予定のトラックに絞って聞いても良いかもしれませんね。
この質問で企業側が「把握していない」ような回答をした場合は、トラック運転手の待遇があまりよくない会社である可能性は高いです。
【参照】厚生労働省 自動車運転者の労働時間等の改善の基準
トラック会社の取引先についてもホームページで確認できることが多いのですが、改めてよく取引する企業がどこなのかという点や、荷主はどこなのかを尋ねてみても良いでしょう。
よく知らない企業名しか出てこなかったり、「このトラック会社は下請けの中でもかなり下の位置にある」ということを察せられるような回答だった場合は、あまり給与面や待遇面で期待を持てないのかもしれません。
これぞ逆質問!というような質問ですよね。面接官に思い切って「この会社の魅力は何だと思いますか?」と聞いてみても良いでしょう。
正直、そこで実際に働いている方に会社の魅力を聞くのが一番ですよね。
「実際に入社したら魅力を体感してみてください」などと答えを濁される可能性は高いのですが、面接官の印象に強く残ることは間違いありません。
逆質問をする際に1つ気を付けたほうが良いこととして、「自分で前もって確認したけれど改めて聞いておきたい」という内容を質問する場合は、その旨を軽く伝えておきましょう。
例えば「御社のホームページにも記載があったのですが、…」「求人広告にも記載があったことなのですが、…」という言葉です。
このような前置きがあれば、「うちの会社について調べてくれていたんだな」という印象を面接官は受けるでしょう。
ここでは、具体的にどのような内容を企業側に投げかけるべきかについて、みていきましょう。
「最初はどのような業務を任せられるのか」
入社したあと、「どのような業務を任せられるのか」「どんなルートを任されるのか」気になりませんか?このようなことは逆質問で、早めに聞いておくべきです。
先にだいたいの内容がわかっていたら、入社後どんな生活リズムになるかも想像できるので、前もって体内リズムも整えられますよね。
この質問は「入社後のこともしっかりと見据えている」ということのアピールにもなるので、逆質問の中で投げかけてみると良いでしょう。
【関連ページ】 トラック運転手の仕事内容について解説
「給与はどのくらいなのか」
お金のことってなかなか聞きづらいですよね。しかし、これは聞いておくべき点です。求人広告に記載があったとしても、改めていくらもらえるのかは聞いておいた方が良いでしょう。
入社後に「求人広告に記載されていた金額と違うな…」というような事態に陥らないように、最初からしっかり聞いておくようにしましょう。
【関連ページ】 トラック運転手の仕事時間、日勤と夜勤の違いから給料までご紹介
「残業は平均何時間なのか」
トラック運転手は、他の職種に比べても残業時間が少し長めです。そのトラック会社に在籍するトラック運転手の平均残業時間を聞いておくのも良いでしょう。
もちろん小型・中型トラックの運転手と大型トラックの運転手とでは残業時間も変わってくるでしょうから、自分が乗る予定のトラックに絞って聞いても良いかもしれませんね。
この質問で企業側が「把握していない」ような回答をした場合は、トラック運転手の待遇があまりよくない会社である可能性は高いです。
【参照】厚生労働省 自動車運転者の労働時間等の改善の基準
「取引相手はどこか?荷主はどこか?」
トラック会社の取引先についてもホームページで確認できることが多いのですが、改めてよく取引する企業がどこなのかという点や、荷主はどこなのかを尋ねてみても良いでしょう。
よく知らない企業名しか出てこなかったり、「このトラック会社は下請けの中でもかなり下の位置にある」ということを察せられるような回答だった場合は、あまり給与面や待遇面で期待を持てないのかもしれません。
「この会社(または仕事)の魅力は何だと思いますか?」
これぞ逆質問!というような質問ですよね。面接官に思い切って「この会社の魅力は何だと思いますか?」と聞いてみても良いでしょう。
正直、そこで実際に働いている方に会社の魅力を聞くのが一番ですよね。
「実際に入社したら魅力を体感してみてください」などと答えを濁される可能性は高いのですが、面接官の印象に強く残ることは間違いありません。
自分で確認した情報に関しては前置きをして質問を
逆質問をする際に1つ気を付けたほうが良いこととして、「自分で前もって確認したけれど改めて聞いておきたい」という内容を質問する場合は、その旨を軽く伝えておきましょう。
例えば「御社のホームページにも記載があったのですが、…」「求人広告にも記載があったことなのですが、…」という言葉です。
このような前置きがあれば、「うちの会社について調べてくれていたんだな」という印象を面接官は受けるでしょう。
会社には積極的に逆質問をしよう
ここまで、なぜ面接の際に逆質問をするべきか、どんな質問をしたら良いのか、みてきました。最後にポイントをまとめます。
逆質問は、今面接をしてもらっているトラック会社へ興味を持っているということをアピールすると同時に、そのトラック会社がどのような会社か見極めるための場でもあります。
質問の場を設けてもらえたら、積極的に質問できるように、前もって準備しておきましょう。
【関連ページ】 運送会社での面接のポイントとコツについて解説
・逆質問は「このトラック会社に興味を持っています」という証になる
・逆質問の内容は5つ程度準備し、入社後の待遇面や給料面についてのことを聞くと良い
・気になることは時間が許す限り全部聞いておく
・逆質問の答えで引っ掛かった場合は入社を考えた方が良い
・逆質問の内容は5つ程度準備し、入社後の待遇面や給料面についてのことを聞くと良い
・気になることは時間が許す限り全部聞いておく
・逆質問の答えで引っ掛かった場合は入社を考えた方が良い
逆質問は、今面接をしてもらっているトラック会社へ興味を持っているということをアピールすると同時に、そのトラック会社がどのような会社か見極めるための場でもあります。
質問の場を設けてもらえたら、積極的に質問できるように、前もって準備しておきましょう。
【関連ページ】 運送会社での面接のポイントとコツについて解説
この記事の執筆・監修
トラQ編集部 佐藤 哲津斗
運営会社、株式会社しごとウェブの代表。運送業界に貢献できるようにトラQを運営しています。
トラQを使っていただいている皆様の仕事探しのお役に立つことができれば幸いです。