最終更新日:2025-02-17
6トントラックに必要な免許と選ばれる理由
6トントラックとは、4トン車のトラックをベースにより多くの荷物を積めるよう改良したトラックで、「増トントラック」に該当します。
車両は少し大きくなるものの、4トン車のトラックと同じく中型免許を取得することで運転可能です。
しかし6トントラックは、大型トラックと同等の貨物量を積めるがゆえに、大型トラックとして扱われる場面もあるので注意が必要です。
この記事では6トントラックの免許に関連して以下のことがわかります。
それでは1つずつ見ていきましょう。
車両は少し大きくなるものの、4トン車のトラックと同じく中型免許を取得することで運転可能です。
しかし6トントラックは、大型トラックと同等の貨物量を積めるがゆえに、大型トラックとして扱われる場面もあるので注意が必要です。
この記事では6トントラックの免許に関連して以下のことがわかります。
・運転に必要な免許
・免許取得までの期間と費用
・規定と活躍の場
・大型車両扱いになる場合について
・運転のコツ
・免許取得までの期間と費用
・規定と活躍の場
・大型車両扱いになる場合について
・運転のコツ
それでは1つずつ見ていきましょう。
6トン車のトラックは中型免許で運転可能!取得方法は?
6トントラックは4トントラックよりも大きいのですが、4トントラックと同じく中型免許で運転できるようになっています。
運転するためには中型免許を取得する必要があります。
また、平成19年6月1日までに普通免許を取得した方に関しては
の車両を運転できるため、6トントラックの運転も可能となります。
中型免許を取得する事で運転できる車両は
の車両です。
普通免許でAT限定では、少し技能講習量が増えます。
もしも普通免許を取る段階で「いつかトラックを運転したいな」と思っていたらMT免許を取得しておいても良いですね。
中型免許取得における教習所の入校条件は以下の内容になります。
中型免許は、普通車で安全に運転できることを前提としています。
「難しそうだな…」と感じられるかもしれませんが、中型免許は比較的取得しやすいと言われているので、まずはチャレンジしてみましょう。
6トントラックを運転するための中型免許は、取得までにどのくらいの期間と費用が掛かるのでしょうか?
中型免許を取得する方法としては
のいずれかです。
教習所に通った場合の費用は17万円程度、期間は最短10日で取得可能です。
もう一つ、合宿免許の場合は費用が15万円程度、最短8日間で取得できる教習所もあります。
通学は仕事の合間や休日など空き時間を有効活用して通えるというメリットが、合宿は短期間で集中して講義を受けられ免許を取れるというメリットがそれぞれあります。
自身のライフスタイルに合わせて免許取得方法を選びましょう。
運転するためには中型免許を取得する必要があります。
また、平成19年6月1日までに普通免許を取得した方に関しては
・車両総重量8トン未満
・最大積載量5トン未満
・最大積載量5トン未満
の車両を運転できるため、6トントラックの運転も可能となります。
取得方法
中型免許を取得する事で運転できる車両は
・車両総重量7.5トン以上11トン未満
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
の車両です。
所持免許 | 1段階 | 2段階 | 合計 |
---|---|---|---|
普通免許AT | 学科0/技能11 | 学科1/技能8 | 学科1/技能19 |
普通免許MT | 学科0/技能7 | 学科1/技能15 | |
8トン限定AT | 学科0/技能9 | 路上教習なし | |
8トン限定MT | 学科0/技能5 |
普通免許でAT限定では、少し技能講習量が増えます。
もしも普通免許を取る段階で「いつかトラックを運転したいな」と思っていたらMT免許を取得しておいても良いですね。
中型免許取得における教習所の入校条件は以下の内容になります。
・20歳以上
・普通免許取得から2年以上経っている
・視力は片目0.5以上、両目0.8以上。
・深視力2.5mの距離で平均誤差2㎝以内。
・赤青黄の3色が識別できる。
・10mの距離で90dBの警報音の聞き取り可能
・普通免許取得から2年以上経っている
・視力は片目0.5以上、両目0.8以上。
・深視力2.5mの距離で平均誤差2㎝以内。
・赤青黄の3色が識別できる。
・10mの距離で90dBの警報音の聞き取り可能
中型免許は、普通車で安全に運転できることを前提としています。
「難しそうだな…」と感じられるかもしれませんが、中型免許は比較的取得しやすいと言われているので、まずはチャレンジしてみましょう。
取得までにかかる期間と費用は?
6トントラックを運転するための中型免許は、取得までにどのくらいの期間と費用が掛かるのでしょうか?
中型免許を取得する方法としては
・教習所へ通学し免許を取得する
・合宿で免許を取得する
・合宿で免許を取得する
のいずれかです。
教習所に通った場合の費用は17万円程度、期間は最短10日で取得可能です。
もう一つ、合宿免許の場合は費用が15万円程度、最短8日間で取得できる教習所もあります。
通学は仕事の合間や休日など空き時間を有効活用して通えるというメリットが、合宿は短期間で集中して講義を受けられ免許を取れるというメリットがそれぞれあります。
自身のライフスタイルに合わせて免許取得方法を選びましょう。
車両の規定は?
6トントラックは「増トントラック」とも呼ばれますが、それはベースとなる車両が4トントラックだからです。
4トントラックにたくさん品物を積めるようにするために、荷台の長さに工夫を加えたのが6トントラックなのです。
大型トラックに近い荷物量を運べるのに中型免許で運転できるというのは魅力的ですよね。
標準的な規定は
荷台のサイズは
です。
中型トラックの規定は
によって分かれており、道路運送車両法はトラックの車両サイズによって決められ、②道路交通法と③トラックメーカーに関しては重さで区分されています。
中型トラックの規定は上記のように定められていますが、6トントラックは積載量が6トン前後になるように造られています。
6トントラックは最大積載量6.0トン以下を前提にしているトラックなので、最大積載量6.0トンを超えないよう注意しましょう。
6トントラックは種類が豊富で、例として
が代表的なものとして挙げられます。
荷台の種類と特徴については以下の表にまとめたので参考にしてくださいね。
「平ボディ」「ダンプ」「クレーン」というラインナップを見てもわかるように、中型トラックの中でも6トントラックは、4トントラックに比べて建設現場で活躍することが多いです。
理由はシンプルで「4トントラックよりも荷台にたくさん積めるから」です。
バンボディやウィングでは雑貨や温度管理の必要がない商品を運ぶことが多く、重い荷物がある場合はクレーン付きのユニック車で配送する場合もあります。
生鮮食品やお弁当類、冷凍食品を運ぶ場合は、冷凍冷蔵車が好んで使用されます。
一般的に中型トラックは片道500km程度の距離までを配送します。時々長距離配送の依頼もあるので、日を跨ぐこともあります。
ベッド付きの6トントラックの場合、身体の負担も軽減できるので、長距離配送も視野に入れている方はベッド付きのトラックを入手しておきましょう。
6トントラックのドライバーの月収は、20万~35万程度です。
「なんでそんなに幅があるの?」と思うかもしれませんが、どのような現場へ配送しているかによって、給与額は変動します。
長距離配送が増え、大規模工事や都市開発などに携わった場合は、給料も上がる傾向にあります。
給料アップを目指したい方は、長距離配送を積極的に行うと良いでしょう。
4トントラックにたくさん品物を積めるようにするために、荷台の長さに工夫を加えたのが6トントラックなのです。
大型トラックに近い荷物量を運べるのに中型免許で運転できるというのは魅力的ですよね。
標準的な規定は
・全長8,350m
・全幅2,330m
・全高3,450m
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
・車両総重量7.5トン以上11トン未満
・全幅2,330m
・全高3,450m
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
・車両総重量7.5トン以上11トン未満
荷台のサイズは
・長さ6,330m
・荷台幅2,300m
・荷台高2,450m
・荷台幅2,300m
・荷台高2,450m
です。
中型トラックの規定は
①道路運送車両法
②道路交通法
③トラックメーカー
②道路交通法
③トラックメーカー
によって分かれており、道路運送車両法はトラックの車両サイズによって決められ、②道路交通法と③トラックメーカーに関しては重さで区分されています。
①道路運送車両法で定められる中型トラックの規定は【全長12,000mm以内、全幅2,500mm以内、全高3,800mm以内】
②道路交通法における規定は、【最大積載量4.5トン以上6.5トン未満、車両総重量7.5トン以上11.0トン未満】
③トラックメーカーにおける中型トラックの基準は、【最大積載量2.0トン以上5.0トン未満、総重量4.0トン以上5.0トン未満】
②道路交通法における規定は、【最大積載量4.5トン以上6.5トン未満、車両総重量7.5トン以上11.0トン未満】
③トラックメーカーにおける中型トラックの基準は、【最大積載量2.0トン以上5.0トン未満、総重量4.0トン以上5.0トン未満】
中型トラックの規定は上記のように定められていますが、6トントラックは積載量が6トン前後になるように造られています。
6トントラックは最大積載量6.0トン以下を前提にしているトラックなので、最大積載量6.0トンを超えないよう注意しましょう。
形状と活躍の場
6トントラックは種類が豊富で、例として
・平ボディ
・バンボディ
・冷凍冷蔵車
・ウィング
・ダンプ
・クレーン
・バンボディ
・冷凍冷蔵車
・ウィング
・ダンプ
・クレーン
が代表的なものとして挙げられます。
荷台の種類と特徴については以下の表にまとめたので参考にしてくださいね。
6トントラックに多い荷台の形状 | 特徴 |
---|---|
平ボディ | 屋根がないオープンタイプ。最もメジャーな形。6トントラックではかなり頑丈に荷台が作られている。山間部を走る際は高床タイプの荷台が重宝するが、荷物の積み下ろしがしやすい低床タイプが一般的。 |
バンボディ | 荷台が箱型になっているタイプ。悪天候でも荷物を濡らさずに運べる。 |
冷凍冷蔵車 | 冷凍機能や冷蔵機能の付いたバンのこと。低温タイプ(-30℃)、中温タイプ(-5℃キープ)の2種類。 |
ウィング | バンボディの両サイドが翼のように開くタイプのバン。車体の軽量化を図るためウィング部分を幌で覆った「幌ウィング」もある。 |
ダンプ | 荷台を上げ積載物を流し出すことができる。土砂ダンプと土砂禁ダンプの2種類。 |
クレーン | 運転席の後ろ、荷台の前方部分にクレーンが付いているタイプ。運転するにはクレーン免許が必要になる。 |
「平ボディ」「ダンプ」「クレーン」というラインナップを見てもわかるように、中型トラックの中でも6トントラックは、4トントラックに比べて建設現場で活躍することが多いです。
理由はシンプルで「4トントラックよりも荷台にたくさん積めるから」です。
バンボディやウィングでは雑貨や温度管理の必要がない商品を運ぶことが多く、重い荷物がある場合はクレーン付きのユニック車で配送する場合もあります。
生鮮食品やお弁当類、冷凍食品を運ぶ場合は、冷凍冷蔵車が好んで使用されます。
一般的に中型トラックは片道500km程度の距離までを配送します。時々長距離配送の依頼もあるので、日を跨ぐこともあります。
ベッド付きの6トントラックの場合、身体の負担も軽減できるので、長距離配送も視野に入れている方はベッド付きのトラックを入手しておきましょう。
ドライバーの月給はどのくらい?
6トントラックのドライバーの月収は、20万~35万程度です。
「なんでそんなに幅があるの?」と思うかもしれませんが、どのような現場へ配送しているかによって、給与額は変動します。
長距離配送が増え、大規模工事や都市開発などに携わった場合は、給料も上がる傾向にあります。
給料アップを目指したい方は、長距離配送を積極的に行うと良いでしょう。
大型トラックより人気な理由は?
実は、6トントラックは大型トラックよりも好んで選ばれる傾向にあります。
なぜなら、「配送業の現場では、中途半端な貨物量の配送が多いから」です。
「4トントラックだけでは輸送できないが、大型トラックを出すほどでもない程度の貨物量」の配送はよくあります。
4トントラックと2トントラック両方で配送に向かうという手もありますが、それでは時間と労力にロスが出るため、企業としては一度で配送を済ませたいと考えるものです。
そんなときに活躍するのが中型トラックと大型トラックの中間サイズである6トントラックです。
6トントラックは中途半端な量の荷物を運ぶ際にも適した積載量というのも特徴です。
もう一つ、6トントラックはトラックの購入コストと維持費(ランニングコスト)が大型トラックよりも安く済むからという理由も挙げられます。
大型トラックはどうしても車体価格や維持費、税金が高額になってしまいがちです。
コストを抑えるという意味でも、大型トラックより増トン車を好んで選ぶ場合が多いのです。
なぜなら、「配送業の現場では、中途半端な貨物量の配送が多いから」です。
「4トントラックだけでは輸送できないが、大型トラックを出すほどでもない程度の貨物量」の配送はよくあります。
4トントラックと2トントラック両方で配送に向かうという手もありますが、それでは時間と労力にロスが出るため、企業としては一度で配送を済ませたいと考えるものです。
そんなときに活躍するのが中型トラックと大型トラックの中間サイズである6トントラックです。
6トントラックは中途半端な量の荷物を運ぶ際にも適した積載量というのも特徴です。
もう一つ、6トントラックはトラックの購入コストと維持費(ランニングコスト)が大型トラックよりも安く済むからという理由も挙げられます。
大型トラックはどうしても車体価格や維持費、税金が高額になってしまいがちです。
コストを抑えるという意味でも、大型トラックより増トン車を好んで選ぶ場合が多いのです。
運転で気を付けるべきこと
中型車両に分類される6トントラックですが、増トン車ゆえのデメリットも存在しています。
しかしそのデメリットは、気を付けているとクリアできることです。これから6トントラックの運転で気を付けるべきことを見ていきましょう。
6トントラックは増トントラックであり、中型免許で運転可能な「中型トラック」です。しかし、道路を走行する際には「中型トラックとして走れない道路」が存在します。
どういうことかというと、6トントラックは「大型車通行禁止」の標識が立っている道路を走れないのです。
「大型車通行禁止」の道路は、道幅が狭く見通しの悪い状態の道が続いているなど、通行人が多いような道が指定されています。
事故を未然に防ぐためにも大型車両の走行は禁止しています。
中型トラックとはいえ、荷台幅を広くした増トン車なので、狭い道では大型車両同様に扱う必要があるのです。
ただし、該当の道路で工事を行っており、工事に関わる搬入で6トントラックが通行するのは例外的に可能です。
また、警察署へ申請書を提出し「通行禁止道路通行許可証」を取得することによって「大型車通行禁止」の道も通行できるようになるので、業務上どうしても通行しなければいけない場合は、必ず申請するようにしましょう。
実は6トントラックは高速道路を走行する際は、大型車両として区分されます。大型車両は料金設定が高く、走行距離が長ければ長いほど当然料金も高くなるので、コストがかかります。
なぜ大型車に区分されるのかというと、6トントラックは
の「大型車の1ナンバー」に該当するためです。
ナンバープレートも大型車両の【縦220mm×横440mm】の規格となっています。
6トントラックは車体価格や維持費を大型車両より安くした形のトラックではありますが、高速道路での扱いは大型トラックと同じになるというデメリットもあるのです。
運転の感覚については2トントラックから4トントラックに移行したときも同じことが言えますが、6トントラックはとくに荷台の長さや幅が増加するのでより、運転難易度は高いと言われています。
具体的にはブレーキ、カーブ、バックの感覚に違和感を覚え、苦戦する方が多いようです。どのように対策したら良いのでしょうか?1つずつ解説していきます。
まず、最初に違和感を覚えるのは「ブレーキのかかり具合」でしょう。
荷台に積まれる荷物が多ければ多いほどトラックも重くなるので、ブレーキの効きが悪くなるのです。
「ブレーキを強く踏み込めば止まるでしょ!」という感覚で踏み込んでしまうと、ブレーキにロックが掛かってしまうので、優しく踏み込んで少しずつ止める感覚で止めるようにしましょう。
何も積んでいない状態と荷物をしっかり積んだ状態とでは、ブレーキ感度が全く違います。
6トントラックは大型トラックに近い貨物量なので、4トントラックと比較するとブレーキの効きが悪く感じられるでしょう。
次に、走行中のカーブです。増トン車である6トントラックは、一般乗用車や小型トラックと比較するとタイヤからはみ出した「オーバーハング」と呼ばれる部分が長くとられています。
そのうえカーブ時に後輪が歩道に乗り上げないよう内輪差も気にしなければならないので、「カーブの感覚が全く違う!」と戸惑うドライバーも多いのです。
右折時も左折時も、両方のミラーをしっかり確認しましょう。片方のミラーで内輪差を確認し、反対側のミラーでオーバーハングを見るようにします。
右折時は車両後方、荷台部分がオーバーハングしやすいので、ミラーでしっかり確認しながらゆっくりハンドルを切るようにしましょう。
左折時は車体がふくらみやすいので、カーブの際はなるべく道路左寄りで、少し遅めのタイミングでハンドルを切るようにしましょう。
荷台が大きい分、バックに苦戦するドライバーも多いです。バックミラーとアンダーミラーでしか確認できないので、後方はほぼ死角なのです。
バックする場合は一度トラックから下り、安全確認を怠らないようにしましょう。バックで油断して後ろに突っ込んでしまうケースもあるので、十分注意が必要です。
6トントラックの運転はコツが必要で、最初は苦戦するかもしれません。不安な方はレンタカーを借りて教習所で練習するのも良いでしょう。
ここまで6トントラックの免許の取り方に始まり、6トントラックの種類や運転において注意すべきことなどを見てきました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
■中型免許取得で運転可能
■標準的な規定と上物の種類
荷台のサイズ
・6トントラックの上物の種類は様々。代表的な形状は「平ボディ」「バンボディ」「冷凍冷蔵車」「ダンプ」「クレーン」。活躍の機会が多い。
■メリット
■デメリット
6トントラックは大型トラックに近い貨物量を運べるパワフルな中型トラックです。
中型免許を取得した後、「中型トラックで長距離配送を担いたい!」と考えているのであれば、4トントラックよりも6トントラックを選びましょう。
増トントラックの配送は、たくさん荷物を積めるがゆえに詰め込みすぎて、過積載になりがちです。
中型免許の規定である車両総重量8トン未満、最大積載量4.5トン以上6.5トン未満を超過しないよう気を付けましょう。
また、「小型トラックの運転に慣れてきたから中型に乗り換えた」というドライバーも多いのかもしれませんが、小型トラックと同じ感覚で運転すると事故の元です。
長距離配送希望者は特に、6トントラックの運転感覚をしっかり掴んでから業務を引き受けるようにしましょう。
しかしそのデメリットは、気を付けているとクリアできることです。これから6トントラックの運転で気を付けるべきことを見ていきましょう。
中型トラックなのに大型トラック扱い
6トントラックは増トントラックであり、中型免許で運転可能な「中型トラック」です。しかし、道路を走行する際には「中型トラックとして走れない道路」が存在します。
どういうことかというと、6トントラックは「大型車通行禁止」の標識が立っている道路を走れないのです。
「大型車通行禁止」の道路は、道幅が狭く見通しの悪い状態の道が続いているなど、通行人が多いような道が指定されています。
事故を未然に防ぐためにも大型車両の走行は禁止しています。
中型トラックとはいえ、荷台幅を広くした増トン車なので、狭い道では大型車両同様に扱う必要があるのです。
ただし、該当の道路で工事を行っており、工事に関わる搬入で6トントラックが通行するのは例外的に可能です。
また、警察署へ申請書を提出し「通行禁止道路通行許可証」を取得することによって「大型車通行禁止」の道も通行できるようになるので、業務上どうしても通行しなければいけない場合は、必ず申請するようにしましょう。
高速道路でも大型扱い
実は6トントラックは高速道路を走行する際は、大型車両として区分されます。大型車両は料金設定が高く、走行距離が長ければ長いほど当然料金も高くなるので、コストがかかります。
なぜ大型車に区分されるのかというと、6トントラックは
・全長12.0m以下
・全幅2.5m以下
・全高3.8m以下
・全幅2.5m以下
・全高3.8m以下
の「大型車の1ナンバー」に該当するためです。
ナンバープレートも大型車両の【縦220mm×横440mm】の規格となっています。
6トントラックは車体価格や維持費を大型車両より安くした形のトラックではありますが、高速道路での扱いは大型トラックと同じになるというデメリットもあるのです。
運転の感覚が異なる
運転の感覚については2トントラックから4トントラックに移行したときも同じことが言えますが、6トントラックはとくに荷台の長さや幅が増加するのでより、運転難易度は高いと言われています。
具体的にはブレーキ、カーブ、バックの感覚に違和感を覚え、苦戦する方が多いようです。どのように対策したら良いのでしょうか?1つずつ解説していきます。
ブレーキ
まず、最初に違和感を覚えるのは「ブレーキのかかり具合」でしょう。
荷台に積まれる荷物が多ければ多いほどトラックも重くなるので、ブレーキの効きが悪くなるのです。
「ブレーキを強く踏み込めば止まるでしょ!」という感覚で踏み込んでしまうと、ブレーキにロックが掛かってしまうので、優しく踏み込んで少しずつ止める感覚で止めるようにしましょう。
何も積んでいない状態と荷物をしっかり積んだ状態とでは、ブレーキ感度が全く違います。
6トントラックは大型トラックに近い貨物量なので、4トントラックと比較するとブレーキの効きが悪く感じられるでしょう。
カーブ
次に、走行中のカーブです。増トン車である6トントラックは、一般乗用車や小型トラックと比較するとタイヤからはみ出した「オーバーハング」と呼ばれる部分が長くとられています。
そのうえカーブ時に後輪が歩道に乗り上げないよう内輪差も気にしなければならないので、「カーブの感覚が全く違う!」と戸惑うドライバーも多いのです。
右折時も左折時も、両方のミラーをしっかり確認しましょう。片方のミラーで内輪差を確認し、反対側のミラーでオーバーハングを見るようにします。
右折時は車両後方、荷台部分がオーバーハングしやすいので、ミラーでしっかり確認しながらゆっくりハンドルを切るようにしましょう。
左折時は車体がふくらみやすいので、カーブの際はなるべく道路左寄りで、少し遅めのタイミングでハンドルを切るようにしましょう。
バック
荷台が大きい分、バックに苦戦するドライバーも多いです。バックミラーとアンダーミラーでしか確認できないので、後方はほぼ死角なのです。
バックする場合は一度トラックから下り、安全確認を怠らないようにしましょう。バックで油断して後ろに突っ込んでしまうケースもあるので、十分注意が必要です。
6トントラックの運転はコツが必要で、最初は苦戦するかもしれません。不安な方はレンタカーを借りて教習所で練習するのも良いでしょう。
まとめ
ここまで6トントラックの免許の取り方に始まり、6トントラックの種類や運転において注意すべきことなどを見てきました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
■中型免許取得で運転可能
・中型免許を取るには「①20歳以上で普通免許取得から2年以上経っていること」や、視力の面では「②片目0.5以上、両目0.8以上で深視力2.5mの距離で平均誤差2㎝以内、赤青黄の3色が識別できること」、聴力では「③10mの距離で90dBの警報音の聞き取り可能であること」が条件として求められる。
・教習所:費用17万円程度、期間最短10日/合宿免許:費用15万円程度、最短8日間で取得可能。
・教習所:費用17万円程度、期間最短10日/合宿免許:費用15万円程度、最短8日間で取得可能。
■標準的な規定と上物の種類
・全長8,350m
・全幅2,330m
・全高3,450m
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
・車両総重量7.5トン以上11トン未満
・全幅2,330m
・全高3,450m
・最大積載量4.5トン以上6.5トン未満
・車両総重量7.5トン以上11トン未満
荷台のサイズ
・長さ6,330m
・荷台幅2,300m
・荷台高2,450m
・荷台幅2,300m
・荷台高2,450m
・6トントラックの上物の種類は様々。代表的な形状は「平ボディ」「バンボディ」「冷凍冷蔵車」「ダンプ」「クレーン」。活躍の機会が多い。
■メリット
・6トントラックは「大型トラックに積むほどではないが4トントラックだけでは運べない量の荷物」を運ぶ際に活躍する。実際に現場ではこのパターンが多い。
・購入コストと維持費が大型トラックに比べて圧倒的に安く済む。
・購入コストと維持費が大型トラックに比べて圧倒的に安く済む。
■デメリット
・「大型車通行禁止」の標識がある道路を通行できない。通行するには警察に申請し許可証をもらう必要がある。
・高速道路では大型車料金になってしまう。
・運転の感覚が掴みづらい。ブレーキやカーブ、バックはすぐに感覚が掴めないので練習あるのみ。
・高速道路では大型車料金になってしまう。
・運転の感覚が掴みづらい。ブレーキやカーブ、バックはすぐに感覚が掴めないので練習あるのみ。
6トントラックは大型トラックに近い貨物量を運べるパワフルな中型トラックです。
中型免許を取得した後、「中型トラックで長距離配送を担いたい!」と考えているのであれば、4トントラックよりも6トントラックを選びましょう。
増トントラックの配送は、たくさん荷物を積めるがゆえに詰め込みすぎて、過積載になりがちです。
中型免許の規定である車両総重量8トン未満、最大積載量4.5トン以上6.5トン未満を超過しないよう気を付けましょう。
また、「小型トラックの運転に慣れてきたから中型に乗り換えた」というドライバーも多いのかもしれませんが、小型トラックと同じ感覚で運転すると事故の元です。
長距離配送希望者は特に、6トントラックの運転感覚をしっかり掴んでから業務を引き受けるようにしましょう。
この記事の執筆・監修

トラQ編集部 佐藤 哲津斗
運営会社、株式会社しごとウェブの代表。運送業界に貢献できるようにトラQを運営しています。
トラQを使っていただいている皆様の仕事探しのお役に立つことができれば幸いです。